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犬のエリザベスカラーのサイズや素材の選び方。嫌がる時の対処法

愛犬が手術や怪我をしたときに、傷口をがっちり守ってくれる心強いのがエリザベスカラーです

でもエリザベスカラーってサイズはどうしたらよいのか?
どんな素材を使ったものがよいのか?
日数はどのくらいつけていればよいのか?等、悩んでいる方はいらっしゃいませんか?

長いこと犬と暮らしている私は、何度もエリザベスカラーのお世話になってきましたが、サイズを間違ったり、いろんな素材のエリザベスカラーを試してきました。

そんな経験からエリザベスカラーでお悩みの飼い主さんへサイズの選び方や素材、つけておく日数についてお話ししたいと思います。

またエリザベスカラーは動物病院でもレンタルできますが、手術後だけではなく、目や耳がかゆい時等使う場面もあるかと思いますのでマイエリザベスカラーがあると良いですよ。

そういった観点でも、傷口等をがっちり守ってくれるおすすめのエリザベスカラーもご紹介しますね。

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犬のエリザベスカラーのサイズはどう選ぶ?

サイズ等のお話をする際に、エリザベスカラーって何?とご存じない方もいらっしゃるかと思います。

エリザベスカラーとは、犬や猫のペットが手術を受けた際に、傷口をなめたりしないように、また患部を触ることができないようにするために、首元につけるパラボラアンテナのような形をした襟巻みたいなものです。

術後だけでなく目や耳をかゆがったり、手足をなめたりして患部を悪化させないようにするためには、強力な助っ人なのです。

ちなみに名前の由来は、16世紀にイギリスのエリザベス1世の襟の大きい洋服に似ていることから、この名前になったとされています。

さて犬がエリザベスカラーをつけることになった時に、まず悩むのがサイズです。

基本的に、首周りのサイズと首周りから鼻先までのサイズ+3センチのサイズがエリザベスカラーのおすすめのサイズです。
大概の犬種はこの基準のサイズで選んで大丈夫です。

しかし注意が必要なのが、ダックスフンド等の胴長短足である犬種で長顔犬種の場合は、首周りはもちろん襟幅のサイズも注意してくださいね。
長顔犬種であるダックスフンドは、首周りのサイズにあわせると襟幅が微妙に足りなくなってしまうこともあるんです。

ちなみに我が家もダックスフンドと暮らしていますが、首周りが約24センチで首元から鼻先は14センチ。
つまり襟幅は17センチくらいがベストということになりますが、首周りにあわせると襟幅が足りなくなってしまいます。

この商品だとサイズ表を見ると、XLだと首周りがあまりに大きすぎるのでLサイズを選ぶことになるのですが、このように特にダックスフンドはこのようにエリザベスカラーのサイズ選びが難しいんです。

首周りのサイズにあわせてМサイズを選んでしまうと、マズルの長いダックスフンドは患部に口が届いて舐めてしまうこともあるんですよ。

先代のダックスフンドがこれをやってしまい、術後の傷がひらいてしまう寸前で慌てて緊急で動物病院に飛び込んだこともあるほど!

また襟幅が大きいとまた違う問題も起こってしまいます。
短足で背が低いダックスフンド等は歩いている時に地面や床にエリザベスカラーを引っ掛けてとっても歩きにくくなってしまうし、首に衝撃を与えてしまうんです。

しかも胴長短足の犬種は、椎間板ヘルニアが定番の病気です
できるだけ、首には衝撃は与えたくないですよね。

また私の経験からのアドバイスです!
エリザベスカラーは本来は顎の下につけていたいものですが、ほとんどの場合肩まで落ちてしまいます。
ダックスフンドの場合、肩まで落ちるとより襟幅が短くなり、患部までの距離も短くなって舐めやすくなります。
また歩く時にエリザベルカラーが肩まで落ちていると、襟幅が広いぶん地面に引っかかりやすくなります。

この事態を防ぐには、首周りにハンドタオルやバンダナを巻いて髪を結ぶゴム等で結んで、その上からエリザベスカラーをつけてください。

エリザベスカラーを落ちないようにするために、首にきつくしめると愛犬のストレスになってしまいます。
この方法だと、ハンドタオルやバンダナがエリザベスカラーを乗っけて支えることになるので、首を絞めつけ過ぎずに下に落ちることがなく、エリザベスカラーが口の下に来ることで患部をなめることもできないし、地面に引っかかりにくくなるんです。

ダックスフンドだけでなく、他の犬種と暮らしているかたもエリザベスカラーがずり落ちて困るという方や、首周りのサイズが少し大きすぎたという方にはこの方法をぜひ試してみてくださいね。

こちらのエリザベスカラーは、犬だけでなく猫ちゃんや小型犬から中型犬向きのサイズで4種類あり、首周りが各サイズ4~6センチほどの余裕があり、ボタンで微妙に調節できるのが助かる商品です。

ペットショップにもカラーを販売していますが、あまりサイズがないんですよ。
この商品であれば、小型犬や中型犬でも4サイズあるからうれしいですよ。
そしてもし実際につけてみて「ちょっと大きいかな?」「エリザベスカラーが下に下がってくるかな?」なんてことがあったら、上記の方法を試してみてくださいね。

またボタンで留めることは、マジックテープよりはずれにくいのもおすすめなポイントです。

また色も6色あり、皆さんの愛犬が男の子か女の子か?被毛の色等で選べるのも良いですよね。
上記に記載したようにペットショップで販売しているエリザベスカラーは、サイズも少ないし、無機質なものが多いです。

でもエリザベスカラーがこんなに可愛い色だったり柄だったりすると、抜糸までの期間が少しでも癒されますよね。

犬のエリザベスカラーの素材はどんなものがおすすめ?

今迄は、エリザベスカラーというとポリエステルのそっけない物でしたが、今は素材が布性の物からクッションみたい形のものまでさまざまなものがあります。

でも一番おすすめなエリザベスカラーは、このエリザベスカラーのような定番のタイプです。

数あるエリザベスカラーの中でもこの商品は、術後等の患部をしっかり守りながら、愛犬のストレスを軽減できる素材のエリザベスカラーであるからなんです。

おすすめのエリザベスカラーはどんな素材?

① ポリエステルで強度が強いこと
② 透明・半透明であること
③ 首元がソフトな素材である

① ポリエステルであること。

布性やクッションの素材だと犬が噛んでボロボロにしてしまうことがあります。
私も愛犬のストレスを考えて、布製のエリザベスカラーを買ったことがあるんです。
去勢手術だったので、患部は下腹部だったのですが、柔らかすぎてふにょっと折れてしまい傷をなめてしまいそうになってしまいました。

布製は見た目はとっても可愛いし、柔らかいので犬にとってのストレスは軽減できそうですが、特に術後の患部をなめたりすることで傷がひらいてしまうことあるんです。
だからお腹や背中の術後等で患部に絶対さわってはいけない時には、ポリエステルの絶対エリザベスカラーをおすすめします。

万が一、術後の傷をなめてしまい、傷がひらいてしまうと再手術になる場合もあるんですよ。
こうなると愛犬の体の負担を考えると、絶対避けたいことです。
犬や猫にとって、手術はもちろん麻酔もとっても体の負担になるんです。

こういった事態を防ぐためにも、特に術後はこの商品のようなしっかりしたポリエステルタイプの素材のものをおすすめしますよ。

② 透明・半透明であること

透明・半透明だと、視野が良好になります。

私たちも資格が前しか見えないとなるととっても不安になりますよね。
それは愛犬も同じです。

このエリザベスカラーは半透明なので、愛犬の視界を妨げない素材を使っているので前方だけでなく視覚が広いのもとってもおすすめなポイントなんですよ。

③ 首元がソフトな素材であること。

エリザベスカラーはパラボラアンテナのようなので、歩く時に家具にぶつかったり、下を向いた時に床や地面にぶつかったりします。この時に首に衝撃がかかるのが見ていてとっても可愛そうになって飼い主さんも落ち着かなくなることと思います。

だから首元がソフトな素材だと愛犬の首元への衝撃も少なくてストレスも少なくてすみますよ。
それにエリザベスカラーをつけると寝る時もとっても寝にくそうに思えてしまうんです。
でもこれなら首元が柔らかい素材だと愛犬が横になる時に楽ですよ。

こちらのエリザベスカラーは、襟のところはしっかりとして素材でできているのに、首元はウレタンとフェルトの素材でできているところがおすすめのポイントなのです。

犬がエリザベスカラーを嫌がる時にはどうしたらよい?

愛犬にエリザベスカラーをつけた時に、嫌がることがあります。
私の愛犬の去勢手術後にエリザベスカラーをつけた時に、頭を振ったり前足でガリガリして最初は嫌がることが多かったです。

皆さんの愛犬も最初は、嫌がる子も多いと思います。
そんな時どうしたか?といいますと。
私愛犬を抱きしめて、我慢してエリザベスカラーをつけていることをほめてあげることで愛犬を落ち着かせています。
例えば、明るく「エリザベスカラーが似合うね!」とか褒めちぎっていました。
すると愛犬は「ママが褒めてくれるから、まぁいいか~!」なんて思ってくれるわけです。

だから最初は「こんなものつけられちゃった。」なんてションボリした顔をしていますが、そのうちに笑顔になりますよ。
犬って表情が豊だから、その表情を見るだけでもまた愛情が湧いちゃいますよ!

皆さんの愛犬もそうだと思いますが、私の愛犬も私がうれしそうにしている時は愛犬もハッピーな顔や動きをしますし、私の心に不安や動揺がある時には、愛犬も同じく不安そうな顔や動きをします。
それだけ犬って飼い主さんの心の奥を見抜くんですよ。

つまり飼い主さんが愛犬にエリザベスカラーをつける事に不安感があると、愛犬もエリザベスカラーを嫌がるんですよ。
私は心を鬼にして特別なことと思わずにふるまうようにして、いつもハッピーな笑顔を愛犬に見せるようにしています。

またエリザベスカラーが家具等にぶつかる不安感から嫌がること多いんですよ。
だから私は特にエリザベスカラーをつけている期間は、ダイニングテーブルや椅子は仕方ないとしても他の物は置かないようにして、ぶつからないようにしました

そうすることで犬も普通の事と思い、嫌がることもなくなり慣れてきますよ。
そうしたら、もう大丈夫です!

ご飯を食べる時もお水を飲むときもコツを覚えてくれるし、いつもと同じようにソファーに飛び乗ってくれたりしますよ。

エリザベスカラーをつけるのは、術後でも1週間ほどです。

このエリザベスカラーは半透明で視覚も広いし首元もソフトだから、愛犬の大きなストレスを与えずに乗り越えられますよ。


さいごに

エリザベスカラーは治るまでの日数、愛犬が不自由な感じもして飼い主さんも気苦労があるかもしれません。
でも、このエリザベスカラーはしっかり患部を守りながら、愛犬のストレスをできるだけ軽減できる素材でできているので、あまり心配しないでくださいね。

愛犬が手術をしたりけがをしたりして治療が必要になった際に、傷口を守ってくれるエリザベスカラー。

いったいどんなものなのか?そしてエリザベスカラーをつける時にサイズや素材の選び方、エリザベスカラーを愛犬が嫌がった際のお話をしてきました。

愛犬が手術や怪我をしたときだけでなく、目をかゆがったり、ちょっとした時でもMyエリザベスカラーがあれば、すぐつけられるのでとても助かります。

病院でのレンタルもありますが、何かあった時に悪化させないよう、ご自宅にあると良いですよ。
その際には、しっかりしたしたエリザベスカラーでありながら、愛犬へのストレスを軽減できるこのエリザベスカラーをおすすめします。

また着るエリザベスカラーといわれる術後服も紹介しています。
ぜひ参考にしてくださいね。

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この記事を書いた人
しょうちゃんママ

ダックスフンドが大好きで、約30年も犬と一緒に暮らしています。
これだけ長く犬と一緒に暮らしているので、犬との生活術や便利で役に立つグッズなどにとても詳しくなってしまいました。
そこで私の経験を元に、犬好きの皆さんに役立つ生きた情報をお知らせしていきます。
健康的なおやつや楽しいおもちゃ等もたくさん紹介していきますので、参考になさってくださいね。

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